イザナミに関連する機能の解説です。
動画での解説
2015/5/23に放送した勝つための株システムトレード実践セミナー内の様子を切り出した動画です。
シート解説 – シグナル出し設定シート
こちらで毎日シグナルを出す設定ファイルを登録することで、「シグナル出し」ボタンで都度ファイルを指定する手間を省くことができます。
複数の設定ファイルを指定すると、シグナルを合成して一つの仕掛けシグナル.csv/手仕舞いシグナル.csvとして出力されるため、まとめての発注が可能になります。
項目 | 解説 |
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シグナル出し実行ファイルの指定欄 | イザナミの実行ファイルizaneo.exeの場所をここに指定します。通常は変更しなくて結構です。 |
バックテスト設定ファイル指定欄 / 最適分散投資設定ファイル指定欄 | シグナルを出す設定ファイルを設定します。参照ボタンをクリックしてファイルを選ぶことで設定されます。 |
シグナル出力先フォルダ指定欄 | 「シグナル出し」ボタンでシグナルを出力するフォルダを指定します。指定がない場合、デスクトップに出力されます。 |
■オプション
必要な時だけ指定します。
項目 | 解説 |
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検証結果の保存先グループ指定欄 | ここに検証結果の保存先のグループ名を指定するとイザナミで検証結果を自動保存します。保存先のグループが存在しなければ作成します。空なら保存しません。イザナミの最新版が必要です。 |
銘柄一覧出力先フォルダ指定欄 | 銘柄一覧をcsv出力する先のフォルダを指定します。IFD/IFDO入力支援機能を使う場合に利用します。 |
仕掛け禁止銘柄設定ファイル指定欄 | 最適分散投資で利用する仕掛け禁止銘柄リスト(*stp)を指定します。シグナルを出力する際、最適分散投資ファイル(*.opt)を読み込んだ後、こちらで指定した仕掛け禁止銘柄設定ファイルを読み込んでから検証を行います。 |
株価データの仮想インストールファイル指定欄 | ザラ場の株価データを利用してシグナルを出す場合に利用します。株価データの仮想インストールの詳細についてはこちらの解説をご覧ください。
“立花証券を利用”と入力するかドロップダウンリストから選択しておくと、「株価データの仮想インストール(立花証券)」を利用する動作となります。(※イザナミ Ver 2.4.00以降+拡張ライセンス+イザナミでの事前設定が必要です) “立花証券で気配値だけ利用”と入力するかドロップダウンリストから選択しておくと、「気配値取得して開始(立花証券)」を利用する動作となります。(※イザナミ Ver 2.4.02以降+拡張ライセンス+イザナミでの事前設定が必要です) |
事前準備 – シグナル出し設定シートにstr/optファイルを指定します
「■シグナル出し用設定ファイル指定」の欄に
直接、もしくは「参照」ボタンをクリックしてシグナル出しで利用するバックテスト設定ファイル(*.str)と最適分散投資設定ファイル(*.opt)を指定しておきます。
日々のシグナル出し時間を短くするため、検証期間はなるべく短くして保存したファイルを利用すると快適です。
イザナミを利用したシグナルの出力方法
※イザナミの最新版がインストールされていることを確認して下さい。
イザナミが起動していたら終了します。
「シグナル出し」ボタンをクリックします。
※「実行ファイルの存在を確認できませんでした」と表示された場合は、シグナル出し設定シートのC3セルをご確認下さい。
イザナミVersion 2.3.00以降をご利用の場合は”C:\Program Files\izaneo\izaneo.exe”とする必要があります。
(32bit版をご利用の場合は”C:\Program Files (x86)\izaneo\izaneo.exe”となります)
確認ダイアログで「はい」をクリックします。
イザナミが自動的に起動します。
「シグナル出し設定」タブで出力フォルダを指定していない場合、デスクトップに仕掛けシグナル.csvと手仕舞いシグナル.csvが出力されます。
確認ダイアログでOKをクリックします。
イザナミを利用した仕掛け発注方法
シグナルを出力してから「最終日シグナルCSV貼付け」をクリックします。
「仕掛けシグナル」を選択して「読み込む」クリックします。
「仕掛けシグナル」が貼り付けられます。
「仕掛け」ボタンを選択します。
自動処理中のブラウザ(Edge)を無理に操作しようとすると、意図しない動作が起こる可能性がありますので、処理が終わるまでなるべく触らないようにします。
ウィンドウのサイズや位置を変える操作は行なっても問題ありません。
発注後もブラウザ(Edge)は終了せずに表示された状態となりますが、発注作業が全て終了して当ツールを終了させるまではブラウザは閉じずにそのまま表示させておきます。
発注内容を確認します。
各証券会社のHPにログインし、意図通りの発注となっているか必ずご確認下さい。
イザナミを利用した手仕舞い発注方法
シグナルを出力してから「最終日シグナルCSV貼付け」をクリックします。
「手仕舞いシグナル」を選択して「読み込む」クリックします。
「手仕舞いシグナル」が貼り付けられます。
手仕舞いボタンを選択します。
自動処理中のブラウザ(Edge)を無理に操作しようとすると、意図しない動作が起こる可能性がありますので、処理が終わるまでなるべく触らないようにします。
ウィンドウのサイズや位置を変える操作は行なっても問題ありません。
発注後もブラウザ(Edge)は終了せずに表示された状態となりますが、発注作業が全て終了して当ツールを終了させるまではブラウザは閉じずにそのまま表示させておきます。
発注内容を確認します。
各証券会社のHPにログインし、意図通りの発注となっているか必ずご確認下さい。
IFD/IFDO入力支援 概要
イザナミで出力したシグナルを利用してIFD/IFDO注文を簡単に行うための機能です。「最終日シグナルCSV読み込み」ボタンで読み込む際に子注文の条件を入力することで、IFD/IFDO注文の内容が自動設定されるようになり、発注作業が容易になります。
現状IFD/IFDO注文はSBIネオトレード(ライブスター)証券/auカブコム(カブドットコム)証券/立花証券e支店/松井証券/楽天証券/マネックス証券で対応しています。
IFD/IFDOに◎がある証券会社は手仕舞い(子1執行列)で不成を指定すると、自動的に大引不成(後場不成)となるためデイトレードの注文が簡単です。
◎がない証券会社で不成を利用したい場合は前場が引けた後に手動で注文を変更する必要があります。
「値幅指値系」に○がある証券会社は手仕舞い(子1執行列)で約定価格からの値幅を指定できる、「値幅指値/値幅寄指/値幅引指/値幅不成」が利用できます。
IFD/IFDO入力支援の準備
最新版のインストール先・利用する戦略でのIFD/IFDOで手仕舞いする方法(IFD/IFDO子注文条件)を確認、理解します。・イザナミの銘柄一覧画面の「表示指標選択」ボタンから、IFD子注文で利用する指標を出力するよう設定します。
例:「ストップ高-5%」をIFD子注文の指値とする(利確)場合
・ワンクリック一括発注支援ツールをver 2.3.01以降にします。
最新版のインストール先
・ワンクリック一括発注支援シート.xlsmの「シグナル出し設定」シートにある「銘柄一覧の出力先フォルダ」で、イザナミの銘柄一覧CSVを出力する先のフォルダを指定します。
IFD/IFDO入力支援の利用方法
シグナルを出力してから「最終日シグナルCSV貼付け」をクリックします。
「貼り付けるシグナルを指定して下さい」ダイアログが表示されるので、仕掛けシグナルの隣のドロップダウンリストから「IFD」を選択して「読み込むボタン」をクリックします。
※ドロップダウンリストが出ない場合は、「銘柄一覧」シートが存在していない状態です。「シグナル出し設定」シートにある「銘柄一覧の出力先フォルダ」で、イザナミの銘柄一覧CSVを出力する先のフォルダを指定した上で、シグナル出しを行って下さい。
IFD/IFDO子注文の詳細を入力するダイアログが表示されるので、入力します。
名称 | 解説 |
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戦略名と執行パレット情報 | ここに表示されている戦略/仕掛けパレットに対するIFD/IFDO子注文の情報を入力します。 |
IFD/IFDO注文種類指定 | 子注文での執行方法を選びます。「IFD指値/IFD寄指/IFD引指/IFD不成/IFD逆指/IFDO指値/IFDO不成」はその名の通り。「IFD値幅指値/IFD値幅寄指/IFD値幅引指/IFD値幅不成/IFDO値幅指値」は親注文約定価格からの値幅指定系です。 「IFD/IFDOしない」を選ぶとIFD/IFDO注文を行いません。※注意※SBIネオトレード(ライブスター)証券で「値幅指値」/「値幅寄指」/「値幅引指」/「値幅不成」を利用するには基本情報シートでライブスター発注モードを「PCサイト」にする必要があります。 ※注意※SBIネオトレード(ライブスター)証券/立花証券e支店の場合「不成」/「値幅不成」は前場引けになるのを防ぐためエラーになります。auカブコム(カブドットコム)証券では自動的に大引け不成になります。 ※注意※auカブコム(カブドットコム)証券では「値幅指値」は利用できますが、「値幅寄指」/「値幅引指」/「値幅不成」に対応していません。 ※注意※立花証券e支店では値幅系に対応していません。 |
利確の条件指定/IFDO等での損切り条件指定 | IFD/IFDO子注文での指値に利用する指標を選択します。「銘柄一覧」シートに出力した指標から選択出来ます。 |
値幅指定時の値 入力欄 | IFD/IFDO子注文の執行方法で値幅指定系を選択したときに入力します。 |
値幅指定時の値 計算単位 | IFD子注文の執行方法で値幅指定系を選択したときに選択します。「円」は「値幅指定時の値入力欄」で指定した金額そのまま。「%(指標基準)」は指値する指標で指定した指標に対して%計算した値を値幅として利用します。「Tick(指標基準)」は指値する指標で指定した指標を基準に1Tickの金額を計算し、指定Tick分の金額を値幅として利用します。 |
IFD/IFDO入力支援 補足
・IFD/IFDO子注文の設定は「戦略名と執行パレット情報」をキーにして自動的に保存されますので、次回以降の発注時には確認してOKを押すだけになります。・確認すら不要の場合は「貼り付けるシグナルを選択して下さい」ダイアログで「IFD/IFDO(確認不要)」を選択すると、前回設定したとおりのIFD/IFDO設定でシグナルが読み込まれます。
・「指値する指標」については列番号で記憶しているため、イザナミの銘柄一覧で表示する指標の順番を変更した場合は、IFD/IFDO子注文設定を十分ご確認下さい。
IFD/IFDO入力支援 例
ストップ高-5Tickで利確
・「シグナル出し」ボタンを実行してから、「最終日シグナルCSV貼り付け」をクリックします。
・IFD/IFDO子注文の詳細を入力するダイアログで以下のように入力します。
ストップ安でロスカット
・「シグナル出し」ボタンを実行してから、「最終日シグナルCSV貼り付け」をクリックします。
・IFD/IFDO子注文の詳細を入力するダイアログで以下のように入力します。
値幅指定で指値(利確)
約定した価格+5%での利確を「期待する」方法です。
約定価格は実際約定してみないとわからず、かつSBIネオトレード(ライブスター)証券では値幅で%指定する機能がないため、親注文の指値が約定値に近い金額になると期待して、親注文の指値に利用した指標の5%が値幅指定の値になるよう設定します。
この例では親注文の指値が「シグナル日の終値」とします。
・「シグナル出し」ボタンを実行してから、「最終日シグナルCSV貼り付け」をクリックします。
・IFD/IFDO子注文の詳細を入力するダイアログで以下のように入力します。
・実際にSBIネオトレード(ライブスター)証券で発注する時はこのような注文になります。
シグナル日終値=200.8円だった場合。
IFD/IFDO入力支援 IFD/IFDO条件を編集
編集する設定選択ダイアログ
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